Phoebe Bridgers / Punisher
年間ベストアルバムを総なめにした2017年の傑作1stアルバムのリリース後は、Julien Baker、LucyDacusとのユニット、boygeniusやConor Oberst(Bright Eyes)とのユニット、Better Oblivion Community Centerとして活動、The NationalのMatt Bernigerとの共作するなど多方面で活動を行っていたSSW、Phoebe Bridgersが待望の2ndアルバムをリリース!シングル「Kyoto」と「Garden Song」はPitcforkでBest New Trackを獲得!Julien Baker、LucyDacus、Conor Oberst(Bright Eyes)、Nick Zinner(Yeah Yeah Yeahs)、Jenny Lee Lindberg(Warpaint)ほかゲスト参加!
愛は私たちの人生、パーソナリティ、プライオリティにおいて大きな影響を与えるが、Phoebe Bridgersはそれほどラヴ・ソングを書いてはいない。彼女の4枚目のリリースでソロとしては2枚目のアルバムとなる『Punisher』は、このテーマに関係している。彼女は失恋についての曲を書いていると言うことは、彼女の悲しい知恵を売り込むことになる。彼女は痛みについての曲を書いていると言うことは、彼女の音楽のちょっと変わった喜びを全て消してしまうことになる。『Punisher』のリリースにより、彼女は私たちの時代で最も賢く、柔らかく、そして多産なソングライターの一人となったのだ。
Bridgersは一瞬にして自分の人気を解体してしまうことも気にしないユーモアを持った稀有なアーティストだ。The New Yorker、The New York Times、GQ、Pitchfork、The Fader、The Los Angeles Times等々、多くのメディアが彼女を絶賛しているが、彼女自身は、人であるという屈辱的なプロセスについての瞑想に無表情のまま、ツイッターで議論をすることにより興味を持っている。彼女は自分が書いた驚くほど悲しい曲に可愛くおもしろい裏返しを提示する。『Punisher』は認識するのが難しいこうした緊張に満ちており、それに駆り立てられて完成したアルバムなのだ。Bridgersの唯一無二の才能は、不快で痛みを伴うことに激しい好奇心をもたらす所にある。美しい、もしくは不条理な答えを見つけ出すか、または、そうした答えはないという現実を忠実に報告できるまで、これを突き詰めるのだ。
『Punisher』は2018年の夏から2019年の秋にかけて書かれ、レコーディングされた。作業は『Stranger In The Alps』のコラボレーターでもあったTony BergとEthanGruskaと共に行われ、BoygeniusのEPやBetter Oblivion Community Centerのアルバムでも共同プロデューサーを担当したBridgers自身が、当作でも共同プロデューサーの役割を担った。アルバムには長年のバンドメイトであるMarshall Vore(Dr)、Harrison Whitford(G)、Emily Retsas(B)、Nick White(Key)に加え、Julien Baker、LucyDacus、Christian Lee Hutson、Conor Oberst、Nathaniel Walcott(Bright Eyes)、Nick Zinner(Yeah Yeah Yeahs)、Jenny Lee Lindberg(Warpaint)、Blake Mills、JimKeltnerといった手強いゲストが参加。ミックスは『Stranger In The Alps』も手掛けたMike Mogisがおこなった。
●PHOEBE BRIDGERS / フィービー・ブリジャーズ
1994年生まれ、LA出身の女性シンガー・ソングライター。11歳でソングライティングを始める。2014年にiPhone 5sのCMに抜擢され、本人出演でピクシーズ「Gigantic」をカヴァーし注目を集めた。地元LAでライブ活動を続けていたところ、米SSWのRyan Adamsの目に留まり、2015年に彼のレーベルからデビューEP『Killer』をリリース。2017年にはDead Oceansからデビュー・アルバム『Stranger In The Alps』をリリース。本作はJohn Mayerを始め多くのアーティストから絶賛され、その年の年間ベストアルバムリストを総なめにした。発表されるツアーも完売が続出するなど世界中を虜にし、2019年2月の初来日公演も瞬く間にソールドアウト。これまでにCat Power、Mitski、Julian Baker等とのツアーを経験し、2018年からはJulian Baker、Lucy Dacusとタッグを組みboygeniusとしても活動している。また2019年にはBright Eyesの中心人物、Conor Oberstとのプロジェクト、BetterOblivion Community Centerでアルバム『Better Oblivion Community Center』をサプライズ・リリースし、The NationalのMattBernigerとの共作曲「Walking on a Strings」を発表したりとUSインディー・シーンで共演へのラブコールも絶えない。
(日本盤CDメーカーインフォメーションより)
●収録曲
SIDEA
1. DVD Menu
2. Garden Song
3. Kyoto
4. Punisher
5.Halloween
6. Chinese Satellite
SIDE B
7. Moon Song
8. Savior Complex
9. ICU
10.Graceland Too
11. I Know The End
フォーマット: LP
レーベル: DEAD OCEANS
品番: DOC200LP
国: IMPORT
リリース: 2020
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