「どうもありがとう」とボソッと告げてライヴは終わる。
ヴォーカル、ギター 小坂忠。
ペダルスティール 駒沢裕城。
ドラムス 林立夫。
ベース 後藤次利。
ピアノ、バンジョー 松任谷正隆。
1972年8月26日ロック・ソサエティ・ウラワにおける埼玉会館大ホールでの録音。つまり、あの名ライヴ盤『もっと もっと』の約5ヶ月後。歌詞の問題で近年の再発からは削らていた「どろんこまつり」も“ちゃんと”収録されていてうれしいかぎり。録音は決して悪くはないが、もう少し低音が出てたら尚よかった。いや、でもこれは本当に貴重な音源です。小坂忠と言えば「ほうろう」と思っている方はぜひこの時期のものにも触れてほしい。ネタバレってほどのことでもないので言うと、レコードは最後の曲「ありがとう」の後で忠さんがボソッと「どうもありがとう」と言って終わる(ちなみに『もっと もっと』の「ありがとう」の後は「どうもありがとうございました」と言っている)。この曲(細野晴臣作)におけるこの言葉の意味を考えると、なんてアイロニカルな、と思わずにはいられない。70年代の、暗くうつむいた若者たちの心情に触れたような気がした。
限定盤。プレス数かなり少ないようです。どうぞお早めに。
収録曲
A1.春を待ってる私はこたつの中
A2.みちくさ
A3.からす
A4.どろんこまつり
B1.庭はぽかぽか
B2.機関車
B3.好きなんだから
B4.ありがとう
レーベル : FUJI
国: 日本
フォーマット : LP
品番 : FJLP177
発売日 : 2020年09月23日
(以下メーカー・インフォメーションより)
浦和で開催された伝説の音楽イベント「ロック・ソサエティ・ウラワ」
1972年8月の小坂忠とFour Joe Halfによる幻のライブ音源集!
1972年8月26日埼玉会館大ホールで開催された音楽イヴェント『ロック・ソサエティ・ウラワ1972夏の陣』
小坂忠とFour Joe Halfとして出演、初期代表曲「からす」、「機関車」、微睡むようなペダルスティールギターの調べが気持ち良い「好きなんだから」、細野晴臣作詞作曲による「どろんこまつり」「ありがとう」など、厳選された8曲を披露。
小坂のバックを支えるFour Joe Halfのメンバーは、駒沢裕城(ペダルスティールギター)、林立夫(ドラム)、後藤次利(ベース)、松任谷正隆(ピアノ、バンジョー)という今では考えられないくらいの超豪華メンバー。
ライブ盤『もっともっと』(1972年)の続編的内容でもあり、初期の小坂忠サウンドと魅力が詰まった1972年夏の記録。
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